Saffronにハードウェア実装が登場

デモはSpartan3。
SaffronはMERLによる、ADFを基盤としたフォントシステムであり、従来の3次ベジェといったカーブ表現よりもより直接的に"太くなったり細くなったりするグリフ"が表現できる。

この技術はFlashに搭載されている。Saffronは純粋な座標ベース手法でないため単純に変形することは出来ず(多分レンダリング時に座標変換する必要が有るだろう)、描画に一定の制限がある。
同時に発表されたSesamicroはOpenVG実装。
重要な問題は、これらの2D描画IPは3Dのそれよりも十分に小さく、場合によっては1/10以下の消費電力、面積で実装できる点。もし今後2D描画IPが広く普及するようになると、製品の副アプリケーションとしてのゲームや他のエンタテインメントアプリケーションも影響を受けることになるかもしれない。