未だタイトル未定の本

方々の炎上の最大の要因は本のスケジュールが遅れに遅れていることで、本来はこんなのを書いてる場合でも無いのだけれど。まぁあんまり連続して仕事すると不健康になる(なった)し。。

要するにコンピュータ作る本です。古典電脳物語みたいな。ただし全部FPGA(Spartan3 starter kitを予定)で済まします。

仕様としては、

  • 組版pTeX(jsbookスタイルを改造して使用)
  • 章扉などのデザインはSVGで出力
  • 図版は基本的にdiaとプログラムから生成したもの
  • 使用している非FOSSはmdiappだけ(FPGAの開発ツールとかそういうのは除いて。。)

値段とか出版元はまだ秘密です。

当初は、原稿の入力から組版、入稿まで制作したコンピュータでやる予定だったんですがスケジュールの都合で、pTeXで同じ組版をするスタイルを作成して乗り換えました。

冷静に考えると、ここを読んでいる様な人にとっては本の内容そのものよりもメイキングのほうが面白いような気がする。内容はUSB-Ethernetフレーミング-IP-TCP-HTTPとL1からL7まで一通りの実装を通した動作原理の解説。CPUとかバスも有ります。

HDLはVHDLです。別にVerilogでも良かったんですが、僕がVHDLの方が比較的経験が多いのと、見た目がそれっぽいということで。ただ、opencoresにあるようなのを読むのにはVerilog読めないと困るのでかなりこの選択は後悔。

当初はlibusbでも楽しめますとしてたんですが、その辺の解説を本に収録出来るかは未定。。