SVNからgitへの移行を巡って

LLVMの偉い人Chris LattnerがSVNからgitへの移行を言い出して議論を呼んでいる。
要するにgitをSubversionのように使うという主張 :

We are not fundamentally changing the development policy around LLVM. If git doesn't offer advantages over SVN for our current workflow, then we should not switch to it.

実際、SVNからgitに移行するプロジェクトはこのような戦略を取ることが多いように見える。
興味深いのはAppleのQAでは時系列的に増加する番号が重要な要求であるという点で、

意外とこの手の機能に依存している人は多い気もする。
例えばmoshのバージョン番号はmosh-0.2.7-367-g44d4093のように表示されるが、ここでの367がブランチでのリビジョン番号に相当する。この番号はrebase等の履歴を書き換える操作を行わない限りは減少せず、コミットごとにユニークであると期待される。
(0.2.7がリリースされてから367コミットも有ったわけではなく、0.2.7のリリース直後にMonaOS側のブランチのmergeを行った(何故?)ため多く見える。 https://github.com/higepon/mosh/commit/b51e79383c4dcccaa042850dfd9284303828d247 )