週刊mosh - 0.2.7RCフェーズ開始


nmoshの出力がカラー化。環境変数NMOSH_CLICOLORを適当に設定するとカラーになります。
0.2.7には間に合わないけどそのうちREPLやmacro expand traceもカラー化する予定。
今後、週刊moshを書くときは、なるべく週刊moshに対応するtarballが

に生成されるようにします。もっとも、これはmasterから生成するのでmasterに入ってない機能は無いですが。。
今まではRelease candidateを半手動で作ってテストしていたんですが、これで(autotoolsビルドに関しては)テストを自動化できるので、リリースの作業負荷はだいぶ減りました。今はビルドホストがFreeBSDMacOS Xしかないので、追加のホストを準備中。

修正されたIssue

うるう秒問題。そのうちlibcベースの実装を準備することに。

SRFI-1実装の(delete-duplicates '(a a a a))が停止しない問題。省略可能引数を省略したケースのテストが無かった。

自動ビルド

今まで、通常のヒューマンがgit上のmoshを試すことはかなり難しかったので、定期的に"最新のfixが入っていて、ビルドも確認済み"のtarball(mosh-current.tar.gz)を提供することに。最近はリリースを切らないのが流行りのようなので、折衷案です。
もっとも、言語処理系としてはAPI/ライブラリ仕様が安定しているのも至上命題なので、普通にmoshを使っている方々にはオススメできませんが。。
このtarballは普通のリリース同様(Gaucheやre2cに依存せず)単独でビルドできます。バグレポートを書くときはmosh -vでバージョンを確認してください。

Mosh R6RS scheme interpreter, version 0.2.7
(revision dist Sun, 20 Feb 2011 19:03:08 +0900 mosh-0.2.5-501-g93f6f6e) 

このとき、93f6f6eがビルド元のcommit-idになります。(先頭の g はgitを表わす)このcommit-idは僕のリポジトリ( https://github.com/okuoku/mosh )に対応しています。