Google Chrome触った

  • ○ 検索で該当箇所がスクロールバー上でハイライトされるのは良い
    • 一つに絞り込まれたときにただハイライトが消えるだけというのはちょっとどうかと思うが。。
  • DNSプリフェッチ
  • ○ Canvascapeが本当に速い http://www.abrahamjoffe.com.au/ben/canvascape/textures.htm
  • (言うまでもなくIPv6対応)

他は。。

  • × IMEのショートカットが使えない
  • × タブを切り離したときにリサイズしない(盛大に見切れる)
  • × メニューの全てがスティッキーになっている。クリックで選択した以外の項目を選ぶためにはもう一度クリックする必要がある(一番困る)
  • × Safariでチェックされていれば良いというのは嘘
    • 例えばはてなスターのポップアップは出ないし、ICCプロファイルにも対応していない。

疑問点への回答

  • アドレスバーは属タブ
  • 画像やリンクはドラッグアンドドロップで保存できる。リンクのある画像は画像がダウンロードされ、ファイルへのリンクはWebショートカットになる(意味ねぇ)
  • 添付はできない。普通のUI。
  • SSL証明書の表示はOS標準のUI。
  • フォームの認識は謎のまま

新たなベンダロックイン - 機能的ロックイン

  • Firefoxのエクステンションって強力なんだなぁと認識を新たにした。
  • Linux以外のOSにどう対応するつもりなのか。OperaにはFreeBSD版があるが、Googleマーケティングを無視した移植を手がけたりはしないだろう。
  • IA32とARM以外のCPUに。。

OSが聖域になったのでVMwareとかXenのような仮想マシンソリューションが流行し、(例えば)分散OSが特殊な立ち位置に甘んじているように、Webコンテンツも今後ブラウザが聖域となりさまざまな問題を引き起こすように思える。
例えばPDFは今や折り返し位置の変更や3Dオブジェクト、スクリプティングといった紙には無い様々な機能を持ち、PDFは紙と相互互換では無くなった。これはマーケティングのためには必要であったが、我々の殆どは紙以上の機能をもったPDFを望んでいない。決済や他の機能はメタデータとしてファイルに付与すれば十分だからだ。
同じように、Webページも今やとても『高機能』になった。今や、Webページはサービスへのロックインのための隠れ蓑になっている。
HotmailからはHTTPMailが削除され、Google Mapsリバースエンジニアリングには圧力がある。GmailIMAPやPOPアクセスを止めたらそれを代替出来るだろうか。