QKK 800x480 小型プロジェクタ

Amazonで9800円、プライム会員タイムセール割引で購入。パネル解像度800x480、LED光源の小型プロジェクタ。
2200ルーメンを謳ってはいるけどNP-L50WJDの500ルーメンに比べても明かに暗い。まぁ基本的に部屋を真っ暗にして使うものなので昼間使うなら部屋に遮光カーテンなり必要
執拗に製品レビューを書くように迫っているのがちょっと面白いと思った。(購入するとAmazonマーケットプレイスのメールシステムを通して直メールが来て、キャリングケースプレゼントキャンペーンの告知とレビューを書く依頼が載っている。)

製品同梱のカードにはフローチャートまで載っている。

良い点

やっぱし大画面で映るのは面白い。映像ソースが手元にあって正常に動作する品が届けば確実に値段ぶん(これでも1万円未満)は楽しめると思う。以下その辺の壁に映して60インチ相当で使用。...カメラにとっては暗いので写真に撮るとかなりピンボケになってしまうが、実際にはドット感が気になるレベルでクッキリ映っている。

  • 地味にHDMI CECに対応している。SwitchとかPS4のような対応機器であれば電源ONは連動可能。ただ、OFF側はうまく動かず。
  • 電源内蔵。いわゆるメガネケーブル一本で電源供給できるのは便利。これは以前使っていたNP-L50WJDでも一緒だけど。
  • ちゃんとドットが見える程度に合焦する。以前のこの手の製品は中央にしか合焦しないとかかなりフォーカスが甘いのが普通だったけど、特にピントを気にせずゲームができた。

手元ではAmazon FireTV Stick(初代)、Switch、PS4を接続して特に遅延等気にせずゲームができた。
あと、DLPプロジェクタと違ってこれは(たぶん)単板LCDレインボーノイズの類いは一切ないのでアクションゲームのような動きの大きなソースでも特に違和感はない。

  • 残像感はそれほど気にならない。写真では出てるけど。

  • よく見ると縦方向にRGBになっているのがわかる (あんまりピントが合ってないが、実際はドットが見える)

気になったところ

とにかく光学系が簡素なので、その辺のLED + DLPプロジェクタに比べるとどうしても"焦点距離が遠く"、"暗い"。以前使っていたDLPプロジェクタは部屋で使うと迷惑なくらい大きく映っていたが、コレは相当離す必要がある。またパネルの開口率がちょっと低く、格子感が有る。
説明書では800x600等の解像度を薦めているので、低めの解像度を使った方が良い結果が得られるんじゃないかという気がするが、どうも手元では逆の結果で、デバイスには1080pで出力させた方が良い結果だった。

  • 1080p

  • 720p


Switchの画面サイズ調整を100 %にして、1080pと720p出力を比較してみた。1080pはちゃんと四隅が描画されているが、720pではちょっと切れてしまっている。というわけで表示部分を活かすには1080pを指定した方が良いんじゃないかと思われる。
アナログ入力、内蔵メディアプレーヤ、内蔵スピーカーのSRS TruSurroundは試していない。モノラル機器でSRS TruSurround..? というか外部出力の類いが無いのかコレ。。Switchは本体に直刺し、PS4はコントローラ側にイヤホンを接続することができるので、一応それで音を聴くことはできるわけだけど。
全体に、購入前は800x480の解像度って何の役に立つのかという感じだったけど、冷静に考えるとHDMIの最低解像度だって480pだから一応大概の機器やコンテンツは480pでも文字とかは読めるように作ってあるわけで。。思ったより実用的という感想を持った。