週刊mosh - 0.2.7進捗 / REPL仕様変更

最近 http://code.google.com/p/mosh-scheme/updates/list の存在に気付いた。。
今までこの週刊moshはgitのログを見て書いていたんですが、higeponと僕で書きかたの流儀が統一されてないので地味に面倒でした。updatesを見ればlast 7daysの変更として一覧されているので便利。
ただ、Bug Trackerに行かずに修正されるバグもあるので、結局git logを見る必要は常に有るという。。

修正されたバグ

Prefix-lessモードと組込みモードの実装

説明は先週のものに( http://d.hatena.ne.jp/mjt/20110329/p1 )。
これらを実装したため、CMakeビルドからpsyntax-moshが削除された

wxWidgetsサポートの統合

チェックアウトを複数持つのは不便なので、wxWidgets関連のルーチンをmasterにコミット。
デフォルトではビルドされない & CMakeビルド専用。wxWidgetsを使うのはMacOS XWindowsだけで、LinuxFreeBSDではGObject経由で操作する方針。
Windowsでは、GUIアプリケーションとCUIアプリケーションを明確に区別するので、GUI版の方にskymosh.exeの名前を再利用することに。CUI版はnmosh.exe。
今のところ(現在のmoshを生かしたまま)明快にwxWidgetsサポートを導入する方法は思いついていない。どっちにせよ、Win64サポートのためにmoshを書き直す必要は有るので、先にゼロからVMを作ってみてrequirementをはっきりしてみる予定。

REPLの仕様変更

REPLは従来write手続きを使って結果を出力していましたが、0.2.7からはSRFI-38互換の出力をするようになります。この出力手続きは(mosh)ライブラリのwrite/ssに有ります。