mosh近況

0.2.5のnmoshがショッキングに不正確な行番号を表示する問題を直しました。。

ライブラリ試用中

いくつかの外部ライブラリのnmoshパッチブランチを用意しました。

どれも、元々R6RSライブラリPATHの通ったディレクトリにチェックアウトすればそのまま使えるので便利。xitomatlは殆ど動かないし対応予定も無いものが多いです。。
/home/USER/r6rs-lib のようなディレクトリを作って、MOSH_LOADPATH=/home/USER/r6rs-libをexportしておくという寸法。そのうちnmosh自体の機能として、これ(gitからのチェックアウトとライブラリパスへの追加)を自動化する予定。
R6RSのパッケージマネージャとしてはdorodangoが既に有るんですが、これはGPLなのでnmoshには含められないです。R6RS界隈は何故か(従来のScheme習慣と違って)GPLなライブラリが多い(e.g. https://code.launchpad.net/~weinholt/scheme-libraries/industria )のでnmoshの実装方式も再考しないといけないかも。

rish

R6RS in R6RSなライブラリを収集するプロジェクトを作りました。今のところreaderとunicodeをLarcenyから借りてきています。例外システムとport、expanderのR6RS実装が今のところの目標。
rishはmoshを補完する位置のインタプリタとしてR6RSのサブセットを実装する予定 :

  • moshはLGPL3なgmpに依存しているので、バイナリ配布しか行わないプログラムには事実上組み込めない。libtommathのようなパブリックドメインのライブラリを使うか、pure schemeなBignumを実装する予定。
  • nmoshに将来導入したい、Lua風のテーブル機能を先に試してみる。
  • BoehmGCを32bit環境で使うと、大量のデータセットを扱うときに問題が起こる(特にFalse pointerにObject Arrayが指されるケース)ので、正確なGCを実装する必要がある。

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