METACIRCULAR

Gaucheでの展開とnmoshを使用した展開で同じ結果を得るようにしたので、nmoshだけでランタイムを構築できるようになった。
今までは一旦goshで動作するmosh VM上でバイトコードコンパイルし、それを書き出してから変換する必要があった。特にCygwinのようなI/Oの遅いプラットフォームでは、Schemeで書かれたVMを動かす事によるオーバヘッドよりも、バイナリをC言語ヘッダに変換するbinary2c.scmの実行時間が支配的(〜50分程度)となっていた。(LinuxBSDでは数分程度で出力できる。)
バイナリを一気に生成することで、1時間程度掛かっていた出力時間は20秒程度になったので、劇的にターンアラウンドが改善されたことになる。
nmoshランタイム以外に、コンパイラや他の基本的なライブラリ(map等)も同様の方法で生成出来るが、これらはそのままにしている。