サイバー・フェアトレードの時代

Googleに限らず、ある種の企業は他人の領域をコモディティ化することで自分の地位を強化しようとする。"我々は土管屋にはならない"が通信事業者の合い言葉になっている。
我々が、安いブロードバンド、安いnetbook、安いメディアプレーヤ、安いコーヒーを手に入れることが出来るのも、"FOSS"だとか"戦略的な価格に設定されたフォームファクタ"のようなコーヒー園での労働を搾取しているからに他ならない。

intelLarrabeeを戦略的な値段で提供するのは止めたようだ。

cyber fair trade

(本物のフェアトレードはともかくとして、)サイバーなフェアトレードはあまり考えるに値しないかもしれない。

  • 必要な損の多くは投資家が背負ってくれるから僕らの仕事ではない。
  • Googleは規約で人間以外によるアクセスを禁止している。上客にだけサービスを提供するのは利益を確保するための手法として上手く作用する。
  • 今のところ、コーヒー園での労働よりもhackには喜びがあるというのが共通の理解だろう。