みんな大好きメモ帳

別名 : UIが無いのが良いUI

  • "ドラッグ&ドロップによるファイル転送"が可能になるだけで騒ぎになるwalkman
  • 大概のAlternative codecsはDirectShowなCODECやスプリッタを同梱している

歴史から学ぶなら、囲い込みは単純に悪と言える。自分のデータを自分のやり方で制御できる手法は支持を集めやすい。

twitterが無くなるのはいつか

ちょっと見回したところ、一番無くなりづらいのはtwitterのように思える。
例えばGoogleは無くならないために、自分の提供していないUIを使い続けるとCAPTCHAを表示するようになった。しかし、このような態度をとり続けるのは得策でないように思える。(無くなる - というのは、ユーザから見えなくなるということを指す。この状況に陥ると直接的に収益を上げる上手い方法が少なくなる。)
twitterはユーザ同士のリレーションを保持しているから、ユーザの前に立ちはだかることは、"表面上、win-winの関係"になっている。ユーザはtwitterに依存することを望んでいるように思える。

夢がないが、twitterが収益を上げ続けるよりは自然に消滅する方が現実性がある。
twitterの収益の道は運営コストを可能な限り圧縮して少しの利益でやっていくことだろう。

  • シナリオB : なにか素晴らしい共通プロトコルが出来、プロバイダのサービスメニューに加わる

e-mailのようなものを今からデザインしても絶対に収益化出来ない。大量のspamや機能の不足に耐えながらみんなが使っているのは、結局の所"これが最初から有るから"というポイントでしかない。
それでも、e-mailが出来ない携帯電話サービスなんてのを誰が契約するのかという問題と同様なレベルまでtwitterが必需品のレベルにまで昇格すればtwitterは消えて無くなる。最大のtwitter提供企業として残るかも知れないが。

  • シナリオC : 他の物が流行る

twitterに無い物はすごくたくさんある。インライン画像などはそのうち付くかも知れないが、段階的なプライバシ制御やコンテキスト依存の検索など何かを付け加えて他の物に流行が移るかも知れない。
もちろんそれらが無いからこそ流行している可能性もある。

サービス時代の終わりはいつか

純粋な感覚は重要だと思う。

  • 目の前にあるデジカメの画像がPCの中に無いのは何故か
  • パケットが届く範囲にいるのにメッセージがとどかないのは何故か

転送ソフトが無いからとかそういうのは非常にクダラナイ理由でしかなく、個々のユーザに無限のプログラミング力(りょく)があれば、これらの問題は立ちどころに無くなってしまう。
Twitterにせよ、なんとかブックマークとかなんとかpipesにせよ、プログラミング力の不足している人々のために、プログラミング力が余っている人/人々が何かサービスをパッケージして提供しているに過ぎない。
現代的な感覚では、twitterGoogleのようなサービスは"ユーザベース"が必要だからプログラミング力だけでは作れないと感じているが、それを変える何かが有るのではないかと思う。