継続を基本とする言語CbCによる分散計算

http://www.ie.u-ryukyu.ac.jp/~kono/papers/kono/2002/okinawa_workshop.pdf
skySchemeに近いことをやっている論文を見つけた。
やりたいことも近い。つまり、継続を基本概念に持つ実行システムはコンテキストスイッチなどもそのまま表現できるので、"自然"にプロトコル記述を実行できることが期待される。(skySchemeではこの役割はホストSchemeに期待している*1のでこれといったケアはしていない)
あと、プロトコル記述言語がデバイスドライバやOSも記述できるという主張もskySchemeと同じところといえる。skySchemeでは明示的にプログラムを合成しているが、継続をつかうとこれは暗黙に行うこともできる(最適化の一環として)。
異なる点としては、skySchemeはprocessor efficencyを新たに考察する点が有る。この論文には構造体記述が無い。

*1:だからMonaMoshで記述してもらって、可能な限り効率的なScheme処理系になってほしい。