VivanteがVeriSiliconに買収される

著名というか数少いGPU IPコア専業ベンダであったVivanteが、IPベンダであるVeriSiliconに買収される見込みとなった。

まぁポイントはEEtimesの記事に大体まとまっているが、両者のCEOは兄弟同士であり、SoC(のARMとバス以外の部分)をワンストップで提供できるようになるという意味で注目すべき買収でもある。
EEtimesの記事では更にMarvellの創業者も加えた3名で写真に収まっているが、実際MarvellはVivanteのGPUとVeriSiliconのZSPを自社のSoCで採用しており( http://www.marvell.com/multimedia-solutions/armada-1500-ultra/ )、この3社の関係は深い。もっとも、NVIDIA同様にMarvellもスマートフォン向けSoCからの撤退を公表している( http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/092500467/ )。
専業ベンダの買収はここ数年の動きとなっている。DSP専業ベンダとしてTensilicaが居たが、Cadenceに買収された。現状残っているDSPベンダとしてはCEVA等が居るが少数派となりつつある。
有力で純粋なGPU専業ベンダは今回の買収で消滅することになる(PowerVR擁するIMGは微妙なところだが)。VeriSiliconはASICの設計受託が重要な業務分野で、自前のライセンス可能IPはあまり選択肢が無い。いわゆるSTBでは依然Vivanteを見る機会は有るかもしれないが、スマートフォン/タブレットでのVivanteの採用は今後更に厳しい状況になることが予想される。