PLANEX BT-Micro3H2X / Logitec LBT-UAN04

Bluetoothドングルを買い増した。というのは、Win7以降でも複数のBluetoothスタックが共存できるという噂を耳にしたため。

ホントだ!(WIDCOMM / モトローラ / CSR Harmony) この辺は後でちゃんと書く。

LBT-UAN04

こちらは特記事項なし。普通のBluetooth4.0アダプタだが、CSR Harmonyをスタックとして採用している
日本国内で入手できる製品では、モトローラ製のスタックを採用したものが多いが、ロジテック(とプリンストン)のアダプタはCSRのスタックを採用している。
CSR Harmonyはライセンスロックが有るため、これのドライバをインストールしたままCSR製含め他のアダプタを接続すると正常に使用できなくなる
この問題を解決するためには、CSR Harmonyをアンインストールするか、手でドライバを入れ替える必要があるが、

↑で選択している方(CSR BlueCoreデバイス)のドライバを置き換える必要がある。CSR Bluetoothラジオの方はハズレなので注意する。
そして、このスクリーンショットのようにCSR BlueCoreデバイスとしてデバイスドライバがインストールされていると、ライセンスされていないドングルは機能されなくなる。例えばモトローラスタックを使用するには"CSR Bluetooth Device"にドライバを入れ替える。
ちなみにCSRのモバイル向け無線部門は最近Samsungに買収された。

BT-Micro3H2X

国内唯一の、USBドングル型Bluetooth 3.0 + HS。Bluetooth HSは要するにWi-Fiをトランスポートとして使うBluetoothなので、オマケとしてWi-Fiもついてくる。Wi-Fi部分はRTL8192cu。
微妙に難しいのは、High Speedをサポートしているのはファイル転送のみ(FTP/PAN/OPP)という点。これはパッケージに明記されている。High Speedだからといって音声を無圧縮伝送出来たりするわけではない。まぁ、要するに通常の人間には不要な製品と言える。
このデバイスは↑のスクリーンショットのようにHUB越しにWi-FiBluetoothが別々のデバイスとして接続されているように見える。一つのUSBデバイスに複数の機能を入れる方法としてはComposite(複合)デバイスという手法もあるが、このデバイスは採用していない(Compositeデバイスはもともと別々に実装されているUSBデバイスをくっつける目的には使えないため)。
要するにワンチップソリューションでないように見える。残念。
つまり、この製品はHUB段数制限( http://d.hatena.ne.jp/mjt/20120825/p2 )の影響を受けることになる。取説や他のドキュメントにはこのへんの制限は明記されていない。