DisplayLink"以外"のUSB-VGAソリューション
また、同店によると、PCをネットワーク経由で制御することも可能。本体にはマウスやキーボードをUSB接続できるほか、「最大で6ヶ所の制御が可能」ともうたっている。なお、このUSBコネクタには「USBメモリを差すこともできた」(同店)そう。
この辺の記述を見ればわかるように、この手の製品は大体、USB←→Ethernet変換とUSB←→VGA変換を組み合わせた製品となっていることが殆どで、Ethernetで直接ビデオ信号を送るようなことはしていないことが多い。
この業界ではDisplayLinkが最大のベンダで、日本で入手できる製品の殆どはDisplayLinkのソリューションをそのまま採用している。
SMSC(Microchip)
↑の製品はどうもSMSCのUSB-VGAチップを採用しているらしい。
SMSCはViewSpanとしてこれらのプロダクトをまとめていて、USB 2.0/3.0の両方に対応している。
比較ビデオが有るが、比較対象がどこのベンダなのか判らないのでなんとも言えない。。(というか今見たら再生回数が1回だったんだけど。。)
他にはHP t200のような採用例がある。
USBなプロダクトは見当たらなかった。ちなみにSMSCは最近Microchipに買収されている。
共通性
興味深いのは、どのベンダもMacOSをサポートしていること。DisplayLinkとSMSCはLinuxにもドライバを提供している。
どのベンダも画素間引きによる不可逆圧縮をサポートしている。DisplayLinkとSMSCはYUVビデオのための専用圧縮もある。多分MCTも同様のものをサポートしているように見えるが、今のところ確証は得られていない。