Mojibakeは国際語(?)

今やmojibake(文字化け)は国際語といえるくらい普及している用語に思える。せっかくUnicodeを使っていても、Webブラウザはドメスティックなエンコーディング/文字コードをサポートしつづけているので、文字化けはいまでも問題になり続けている。

WikipediaにもMojibakeで項目がある。

歴史

(現代的な定義の)文字化けは多言語なGUI OS(要するにMacintosh system)の歴史とともにある。
有名なMacのフリーウェアにNoMeMo Busters( http://www.eac.co.jp/~ebata/soft/nomemo_man/content/ )というものがあり、92年から公開されている。
単語としてのMojibakeも、Mac界隈から普及したように思われる。

日本語版にまつわる話ですが、現在のアップル関連の業界ではMOJIBAKEと言う英語の言葉が定着しております。
日本語の文字化けのことです。文字が化ける現象は2バイト文字の開発を行って初めて出現するバグで、ページメーカーの開発がアメリカで行われた最初の日本語アプリケーションでもあったことから、エンジニアに文字化けを理解させるのに非常に苦労しました。結果、英語で文字化けを説明するよりも、 MOJIBAKEとは何かを理解させることの方が簡単であると考え、英語としてMOJIBAKEを定着させました。

もっとも、通信路上のエラーによる"文字化け"がもっと以前から日本では使われており、文字コード/エンコーディングによる文字化けはここからの転用と考えられる。ただ、良い資料が見当たらなかった。現在使われているMojibakeが、Mac界隈から波及したのか、それとも単に"再発見"されたのかも定かでない。
"〜化け"は英語としてはMojibake以外には存在しないように思える。Moji〜という用語としては他にEmoji( http://en.wikipedia.org/wiki/Emoji )がある。