週刊mosh - プラグイン機構の実装開始

そろそろ0.2.8を纏め始めようかという気持ちになりつつ。
入りそうなのは :

  • CMakeプロジェクトの読取とビルド
  • 基本的な非同期I/O (ファイル、プロセスとネットワーク。名前解決はナシ)
  • OpenCLの基本的なサポート(CLカーネルのlaunchとキャッシュ)

...これらは全部nmosh専用なのでpsyntax-moshユーザには単なるbugfixリリース。。
単体bootstrapは色々と壁にぶつかっているところ。compilerをR6RSで動かすとR5RSのときと結果が一致しない。。

修正されたバグ

報告されたバグ

これはnmoshでは再現せず。

プラグイン機構

OpenCLプラグイン機構を使う初めてのパートになる見込み。
プラグイン機構は、要するに他のSchemeperlのような言語にみられる拡張モジュールのこと。大量のモジュールを動的リンクしてしまうと起動が遅くなるので、そういうものは拡張モジュールとして外部に出すことに。
従来のmoshはC FFIがあってたいていの目的には十分だったのだけれど、LLVMやleveldbのようなC++で書かれた有力なライブラリもそろそろ取り扱いたいということで。。
OpenCLは普通のC APIだけど、XやOpenGLのような余計なライブラリを大量に必要とするのでプラグインに出す方針とした。