R7RS WG1 3次投票の結果が公表された

多くの点はR6RSにちかづいた。つまり、

  • elseのような補助キーワードはboundになった。
  • blobではなくbytevectorの呼び名を採用することになった。
  • map等いくつかのセマンティクスがR6RS準拠になった。

特に補助キーワードがboundになったことで、R6RSとライブラリを共用することに道がひらけたと言える。また、循環参照をつかってプログラムを書くことは禁止される方向になった。
基本的に投票結果は多数決で決定されているため、投票結果には矛盾が残る。そのような点は今後の議論で補正されていくことになる。