Wiiスピーク、Wiiモーションプラス

Wiiスピークはなぜかビックカメラで\980の投売り。まぁ対応ソフトがあまり無いので。。解析はちょっとハードルが高い(Wiiに手作りUSBロジアナを繋がせてくれる友達を募集する必要が有る)ので見合わせ中。
Wiiスピークにはかなり大きなASICが積まれていることが知られていて、音声のフィルタリングなどをWiiスピーク側で処理しているらしい。なんで信号処理をマイク側で行っているのかはちょっとわからないが、もしかしたらWiiアーキテクチャに起因するかもしれない。
Wiiは内蔵しているARM SoCが周辺機器のコントロール(やプロトコルスタック処理)を行っている*1。よって、エコーキャンセルのための演算はこのARM SoCで行うかPPC側に送って行うかの2択になる。ARM SoCでは演算パワーが足りなかったと想像できるが、PPC側で行えない理由は不明。例えば一番安いPolycom CommunicatorはUSB経由のマイクとスピーカでソフトウェア実装できており、負荷もそれほどではない。もしかしたら、フィードバックを現実的なレイテンシで行えなかったのかもしれない。Polycomのケースではスピーカとマイクを同時に制御できるが、Wiiスピークの場合、スピーカは制御下に無い。
Wiiモーションプラスは十分に解析されているので安心。i2cなジャイロセンサが1.6kで買えるのはかなりお得感がある。

*1:だからWii Connect 24のようにUSBデバイスを使いつつ電源を切ることが可能。