GStreamer winbuilds

従来Win32版skymoshでのビデオ/オーディオキャプチャやメディアのデコードにはGStreamer本家のディストリビューションを使ってきたが、ビルドシステムの再構築に伴いGStreamer winbuildsに乗り換えることにした。
GStreamer winbuildsと本家のGStreamerには互換性がないので、一旦本家のGStreamerをアンインストールしないと動作しない。(アプリケーションの追加と削除→GStreamer framework。通常のインストールならCommon Files以下にインストールされている)
GStreamer winbuildsの動作を確認するには、コマンドプロンプトを開き、

cd \gstreamer\bin
gst-launch-0.10.exe playbin2 uri=file:///y:/temp/test.mp3

のようにplaybin2に適当なURIを与える(httpやmmsも動作する)。インストールされているプラグインの一覧を見るには『gst-inspect-0.10 -a』とする。基本的にはffmpegVLCで再生できる大抵のメディアファイルを同様に再生できる。
MacOSLinuxに関してはこれといって変更は無い。これらのプラットフォームではMacPortsなりディストリビューションのパッケージとしてgstreamerを簡単に入手できる。
skymoshを待ちきれなければ、(比較的)ちゃんとしたPythonバインディングが提供されているのでそちらを利用されたい。