from computing to composing

Google waveがすごいのは、編集行為こそがコンピューティングの"現在"であるということを打ち出すうまい手段になりうる点。
今日、計算機は計算のために使われていないということは非常に良く語られている。もちろん、実際に中で行われていることは計算なのだけれど、こうしてblogを書いたり、文章を作ったり、写真を加工したり、人を殺したり服を脱がしたりするためにコンピュータは使われている。
それらの行動の根底にあるのが編集で、例えばゲームをプレイするという観点に立っても、セーブデータを編集していると考えることが出来る。
従来は、このようなアイデアをお金にする上手い手段がなかった。Googleは検索をお金にするうまい手段を作ったのと同様に、(検索のデータソースとして)コミュニケーションプラットフォームを提供する上手い手段を見つけるのかもしれない。
the network is the computerといわれていた時代、コンピューティングはコミュニケーションだった。そして、インターネットはWebブラウザだった。