DisplayLinkのLGPLコードが公開される
http://freedesktop.org/wiki/Software/libdlo
というわけで、いわゆるUSB液晶が今後Linuxなりなんなりで使えるようになる。はず。
今までサインはVGA SMARTを(リバースエンジニアリングして)使ってたけど、もうこれでDisplayLinkを選ばない理由は無いな。
USB-VGA/DVI変換の勢力図
http://wiki.osdev.info/?USB%2FFrameBuffer
大分勢力図が変わるような気がする。市場のほぼ全てのUSB-VGAを普通のフレームバッファとして利用できるだけのリソースが揃ったことになる*1。
- MCT Trigger(サインはVGA SMART/PVG-AD2/サインはDVI)を選ぶ理由は無くなる
- Macサポートというメリットは一応有る
- sisusbvga(サインはVGA)は今Linuxでサポートされているというメリットは有るが、そのうちDisplayLinkのサポートが来ることを考えると。。
libdloとプロプライエタリドライバの違い
- YUVビデオサーフェス
- 圧縮
これらはプロプライエタリドライバにしか無い。平たく言えばlibdloは、既に存在するリバースエンジニアリングのサブセットでしかない。
YUVビデオが本当にYUVかどうかは不明だが、サイズによってトラフィックは変わらないので何らかの手段を用意しているはず。
DisplayLinkの製品の製品としての優位性はこれらの圧縮にあるので、libdloによるオープンソースドライバではあまりメリットを享受できない状況にある。
*1:もっとも、今までもリバースエンジニアリングによるものは有ったが、レジスタに未解決な部分がいくらかあった。