機械(的)翻訳

まぁMSのKBの一部は機械翻訳なんで。。もちろん、人間による正常な翻訳もある。http://support.microsoft.com/kb/324986/ja 統計関数では無いか。比較的正常な機械翻訳:http://support.microsoft.com/kb/828236/ja
以前はかなり宇宙的な翻訳が多かったので大いに楽しめたが、最近は多少まともになってきて寂しい。
もっとも、人間の手が入っているはずのOSやUIの翻訳もあまり良くない。これは業界全体に言えることで、そのような立場としてはMSは比較的努力をしている方だとは思う。

実装を知らなければ意図がわからない

以前も書いたけど

こういう些細なものから、

こんなのまで。通常の人間には『高い速度』がHigh-Speedの訳語で、『最高速度』がFull-Speedの訳語なんてのはわからないわけで。実際のUSBハブのリンク速度が最高速度(12Mbps)<高い速度(480Mbps)というなかなか直感的でない結果になっている。
実際このような翻訳はどこのシステムでも非常に多い。一時期のIBMのような『3.5型ディスケット駆動機構』とまでは言わないけど、ちゃんと意図の伝わる翻訳の方が今は貴重な気がしてならない。

翻訳のありかた

もっとも、CLIなプログラムにまで翻訳が提供されると、今度はエラーメッセージを検索するという行為そのものが阻害される傾向にある。
個人的には英語版のプログラムを使うことにはあまり抵抗が無いのでUIの国際化はあんまり気にしていない*1けど、世間的にはUIもI18Nしたいという需要がそれなりにあるらしい。
簡単に言えば、Japanize欲しいか?という話か。個人的には要らない。

*1:ドキュメントの国際化は話が別